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意味のマスターベーション

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君は意味を伝えたい
意味は君の心に浮かんだ感情だ
その感情は君が世界と関わり
世界の中で「何か」を捉えるところから
生まれている

でもそれを伝えるべく他者が君には要るから
その感情も湧く

君の感情が意味として誰かに
伝わると君は気持ちがいい
気持ちがいいから又伝えようとする

その繰り返しが君の生活だ

書くことも話すことも君の世界への返礼だ
意味のマスターベーションこそが返礼なのだ

気持ちよくないことを君も僕もする筈がない
君も僕もすることは皆気持ちいいことなのだ

君は何時も「何か」を伝える
その伝える君自身に君は気持ちがいい

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出会ってしまってから

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出会いは作ろうったって そうはいかないよ
ある時何時の間にか
そこに居る君と一緒にずっと居たい

出会いはスマホのアプリをカスタマイズするみたいには
いかないよ
ある時気付かぬ内に 
そこに居る君と一緒にずっと語って居たい

君と共に憩い
君と共に明日を見つめよう

出会いは何時でも何処かに
転がっているよ
ある時何かに気がつき
そこに在る何かを 君に語りたい

君と出会ったから
君と共に見つけたものを語れる

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恋のハンモック

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恋は突然やってくる
それはある部分電光石火の如くやって来て去ってゆくものへの
忘れ難き印象であるかの如くだ

君は僕の心を 君にとっての僕の存在を
ハンモックの様に利用したいのかい?

君は僕を寝心地のよいハンモックにしたいのかい?

それでも僕は君を受け留めていてあげよう
何時迄も君が寝心地よい寝顔を僕に見せてあげていてくれる限り

僕は君の寝顔の安らぎに
寝袋の様に寄り添ってあげてさえよいと思いながら
ハンモックくらいで丁度よい、と君を押し付けがましくなく
受け留める

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僕の心は世界の看板/愛・今・旅・食

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<僕の心は世界の看板>

僕の身体は僕の世界の看板だ
林が僕に囁きかける
森が僕に誘いかける
山が僕を呼んでいる
海が僕を待っている
花が僕に見られたがっている

僕の身体は僕の心の看板だ
世界は僕を表現していない
世界は僕が表現するのを待っている

道に迷った僕を助けてくれるのは僕の身体だけだ
林が教えてくれる
森が導いてくれる
山が悟らせてくれる
海が僕に行く道を示してくれる
花が逸る僕の心を鎮めてくれる

僕の心は僕の世界の看板だ
世界は僕を心に留めていない
世界は僕の心が世界を創り変えるのを待っている

道を選ぶ僕の心を決めさせてくれるのは僕の気持ちだけだ

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<愛・今・旅・食>

愛を食べる
今を食べる
愛を食べ尽くす
今を食べ尽くす
今がなくなってゆく
愛は記憶されてゆく
今を愛せるか?

僕は今を旅する
僕は愛を旅する
旅は僕を愛するか?
旅から愛される僕、愛されない僕
愛から愛される僕、愛されない僕

旅を食べる
食べる旅に愛される今を愛する
今今今しかないとしか思えない

愛が今を創っているのか?
今が愛を育てているのか?

愛は今を旅する
旅は愛を捜す
今は愛を受け容れ旅を実感さす

愛の旅
今の旅
旅の今
愛の今
旅の愛
今の愛

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プロフィール

カワグチミカル

Author:カワグチミカル
 生きていく事は生きている自分の外部の世界の中からその都度自分で必要な何かだけを選び取り、後は潔く全て捨てていく事だ。所詮生きていく事自体にアウトロー性があるという事を覚醒していくという要素がある。
 その時詩を書く行為がウェブサイト上での行為であるが故に、世界への批評となり、世界への批評をする自分を分析する哲学も必要になる。ここに詩と世界への批評と哲学が同一線上に並ぶ。
 その同一線上の地平の発見こそがこのブログの目的である。

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